六甲の狭小住宅・神戸(建築面積 約7.1坪)

建築概要

工法鉄骨造
敷地面積39.3m² (約11.9坪)
建築面積23.5m² (約7.1坪)
延床面積58.5m² (約17.7坪)
施工株式会社じょぶ
「住みたい街ランキング」高位の常連、住宅街としては 屈指の人気エリアである阪神間。西宮~芦屋~岡本~ 御影~と、名だたる住宅街が続きますが、そのお隣の 「六甲・六甲道エリア」は、庶民的な市場やスーパーや 飲食店が多く点在していることから特に生活至便と言わ れています。そんなエリアの阪急「六甲」駅とJR「六甲道」駅に挟ま れた、激しい坂道もない概ね平坦なところにこの狭小住宅 があります。通勤時間で見てみると、阪急「梅田」駅には 家から約42分、JR「三ノ宮」駅には約12分。特に三宮・ 元町には自転車でも通勤可能。築9年の重量鉄骨造建築設計関係の仕事に携わる建築主が、建築家と共に細部に までこだわり抜いて計画をしたこの狭小住宅。外から一見す るだけでタダモノではないオーラを感じることができます が、それは室内に入ると何倍もの驚きに変わります。数字で建物を見ると、敷地面積が39㎡(約12坪)、地上3階 建てで延べ床面積が72㎡(約22坪)。2階リビングが約7畳と、 決して魅力的な数字ではありませんが実物を見るとそんな 数値基準が一瞬で吹き飛びます。3mを超える天井高と、床から天井まで全面ガラス張り のリビング。1mの高低差を利用したスキップフロア。 まるでオブジェのように佇む鉄骨らせん階段。さらには家の中心に贅沢にも吹抜けを設け、まるで1階から 3階まで家全体が大きなワンルームのような設計デザイン によって「狭い」という感覚にはなりません。 ただご心配なく! 2SLDKの間取りで寝室と個室はちゃんと仕切られています。建築としても見応えがありますが、インテリアにも統一感が あり、そこはさすが建築家のなせる技。日々生活を送る中で そんな洒落た空間を保つことができるのが、地下に配された 大空間の床下収納。床をパカッと開くのではなくガレージ側からアクセスでき、 冬用タイヤや季節家電、キャンプ用品など、日常頻繁に 利用しない大モノは丸ごと地下収納行きです。3ナンバーのクルマが駐車できるまた、この立地で敷地内に3ナンバーの車が停められる駐車 スペースが確保されているのも魅力。鉄骨の柱幅の制限が あるので多少の入れ難さはありますが、慣れてしまえば なんてことなく(建築主談)、雨の日でも濡れずに車から 降りて建物にアクセスできるのはとても便利。現在はBMW 320iクーペ(クルマ)と大型バイクが置かれ ています。自転車は玄関内に。約12坪の敷地でなぜそんな余裕があるのかというと、 北と南にある道路に面しており、玄関は北側、車は南側 からのそれぞれアクセスが可能だからです。将来、 東側に何か建物が建つ可能性はありますが(現在は月極 駐車場)南側がT字路になっている為、南面の採光は確保 されます。気になる設備は?設備については、1階と2階の床は大判タイル貼りで2フロ アとも床暖房完備。3階は充填断熱と吹付断熱の二重に施 した高い断熱性能により、寝室・個室は夏も冬も快適 そのもの。2階リビングの窓ガラスは遮熱仕様のLow-Eエコガラス (ペア)を採用。それでも2階の暑さ寒さは覚悟が必要 ですが、そもそも空間の容量が大きくないのでエアコン 1台ですぐに冷房・暖房が効きます、エアコンだけで全館 空調です(建築主談)との事。 もちろん、3階にもエアコンがあります。玄関扉、個室の扉、テレビ台、鉄骨階段、ダイニングテ ーブル兼収納、スイッチプレート、階段手摺、巾木、 オーダーキッチン、洗面台とどこを見ても一般的な既製 品が見つからない、全てがこの家のために綿密に計算し オーダーされたこだわり溢れるフルオーダーの家。またデザインだけではなく、耐震性への対策の一つとして 大掛かりな地盤改良工事も施され、工事中に「ビルが建つ のですか?」と近所の方に言われるほど大掛かりな基礎工 事でした。これまでの「狭小住宅」に対するイメージが 一変するかもしれません。「でもやっぱり広くはないですよ」夫婦2人の生活には最適、お子さんが1人の3人家族なら 何とかなりそうです。あと、浴室は小さいです。湯船で ゆっくりとくつろぎたい時は、近くの名湯「灘温泉」が おススメです!
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