先日、とある現場の打合せにて、
「無垢材のフローリングのメンテ周期は?」と話題になり、
昔、学校での教室や廊下の床ワックス掛けを思い出しました(昭和)。
ワックス後、スライディングしまくった覚えがありますね。
樹種によっても、箇所によっても違うと思いますが、
とても丁寧な方で一年に一回、浸透性のオイルを塗布する程度でしょうか?
固く絞った雑巾で床拭きをし、オイルや蜜蝋などを塗布。
簡単なようで、実は大変な作業だったりもします。
モノを片づけたり移動させたり、子供たちが歩かないようにしたりと、
結構手間が掛かるんですよね。
10年、20年後の具合や耐久性に差が出ますので、
できる範囲で頑張ってください。
そういえば、弊社大阪店の出入り口にも無垢のフローリングがあります。
大阪店オープン当時から今まで10年以上、一切何も手を掛けていません。
毎日、土足で、水もこぼされたり、住宅よりも過酷な使用環境です。
樹種は「カリン(花梨)」で、油分を多く含む南洋材の非常に硬い木です。
船舶の甲板などにも使われていた、とよく聞きました。
基本土足でガシガシ踏まれ、宅配便の台車やベビーカーもガンガン通ります。
ポットや除湿機などからこれまでそこそこな水もこぼされています。
10年以上もの長い期間、過酷な使用状況で放置されていてもご覧の通り、
「カリン」だからということもありますが、パッと見は何も問題はありません。
あまり気にしてまじまじと見たことはありませんでしたが、
やはり水ジミや小キズがたくさんありますね。
本物の素材・無垢材のメリットは、キズやヨゴレが「味」となること。
既製フローリングではこうはいきません。
また、この状態でもヤスリなどで削ると、新品同様の表情が戻ります。
そこに更にオイルなどを浸透させると尚良しですね。
あとは。。。誰がメンテをやるか。
(原田)
【ザウスの視点:プロの解説】
今回のキーワード:無垢材フローリング(カリン) / 経年変化
ザウスの家づくりにおいて、カリンやチークといった無垢材を推奨するのは、単なる高級感のためだけではありません。既製品のシートフローリングは傷つけば「劣化」ですが、無垢材の傷は家族の歴史としての「味(経年変化)」になります。メンテナンスの手間はかかりますが、手をかければ何度でも美しさが蘇り、建物としての資産価値を長く維持できる点が最大のメリットです。私たちは「建てた瞬間がピーク」ではなく、住むほどに愛着が深まる「本物の素材」選びを大切にしています,,。
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