工事中の現場によく行くのですが、ときどき現場が休みの日曜日に行きます。
職人さんがいないので邪魔にならないですし、ゆっくり見られるのがいいですね。
昨日は大阪狭山市と羽曳野市、葛城市の現場をまわってきました。
その中から大阪狭山市の現場をご報告。
巨大なガラス面になる予定。ガラスはペアではなくシングルガラス。
サッシや方立はなく、ガラス突き付けのコーキングで仕上げます。
シングルガラスの方がペアガラスより大きく製作できますし、突き付けで仕上げられるため見た目に圧倒的な迫力がうまれます。
もちろん暑い、寒い、結露するといったデメリットがあるのですが、セカンドハウスで常時生活されるわけではありませんので、『デザイン重視』というお施主様のお言葉を頂き、採用することになりました。
一面のガラスが入るのですが、端っこに庭へ出るためのサッシがつきます。
そのサッシ用の枠だけが取り付けられていました。とてもきれいです。
サッシや扉の枠などは細かいものですが、このおさまり一つで空間の印象が変わってきますので、実はとても重要なものなのです。
そしていよいよ外壁と屋根のガルバリウム鋼板が貼り出されました。
一文字葺という貼り方。とても手のかかる貼り方なのですが、今回はさらにこれを斜め貼りにする箇所もあります。
おさまりをどうするかで、建築家、現場監督、板金屋さんで何度もやり取りをしてようやく決まりました。
それぞれの立場がありますので、話し合って妥結点を見出すことが大切です。
さあ、どんな仕上がりになるか楽しみです!
完成したセカンドハウスでもある「大阪狭山のガレージハウス」はこちらからご覧いただけます。
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【ザウスの視点:プロの解説】
今回のキーワード:シングルガラス / 一文字葺(ガルバリウム鋼板) / おさまり
通常は断熱性を重視してペアガラスを選びますが、今回は「デザイン重視」という施主様の明確なご要望に応え、あえてシングルガラスの大開口を採用しました。このように規格(標準仕様)に縛られず、目的(今回は圧倒的な迫力)のために最適な部材を選べるのがザウスの特長です,。また、手間のかかる一文字葺やサッシのおさまりを美しく仕上げるためには、建築家と現場の職人による綿密なすり合わせが不可欠。理想のデザインを具現化するための「対話」を、私たちは大切にしています。

