比叡山

雑記

先日、休日を利用しまして比叡山に登ってきました。
滋賀県側から、日本一長いケーブルカーに乗って坂本駅から延暦寺に向かいました。

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(坂本ケーブル)

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(延暦寺駅からの眺め)

ケーブルカーは高低差の低い方に座ったほうがより良い景色を楽しめそうでした。延暦寺駅からの眺めは、秋晴れで空気が澄んでいたので、遠くの琵琶湖まで眺めることができました。少しづつ山並に色の変化が出始めていたので、見ごろまではもう少し時間がかかりそうです。 山頂付近は上着を着ていても寒いくらいでしたので、これから出かけられる方は防寒対策を忘れずに!!

山頂の延暦寺は東堂、西堂、横川の3つに分けられ、それぞれに本堂があります。数々の名僧を輩出していて、新仏教の開祖や、日本仏教史上著名な僧の多くが、若い時に比叡山で修行していることから、「日本仏教の母山」とも称されています。比叡山は文学作品にも数多く登場するそうです。このような歴史や文化が認められ1994年に、ユネスコの世界遺産に古都京都の文化財として登録されています。

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(大講堂)

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(阿弥陀堂)

残念ながらメインである根本中堂の写真を撮り忘れてしまいました…

それでは本日は、このような歴史的建造物がどのような構法でつくられているのかご紹介させていただきたいと思います。

一般的な神社仏閣は伝統構法が多く使用されているそうです。

伝統構法は極力金物を使わずに接合部分を納める工法です。柱と梁(はり)で箱形をつくる点は、在来軸組構法と似ています。しかし、強度を高める筋かいを使用するのではなく、差鴨居(さしがもい:梁ほどの断面を持ち、構造材として使用される鴨居)貫(ぬき:相互の柱をつなぐ)などの水平材を用いて建物全体を支えています。

デメリットは、めり込みや割裂(わりさき)が生じやすくなる事です。仕口(しぐち:木材と木材を角度を持たせて繋ぐ)部分の断面欠損がおおきくなるため、太い材を使用します。ですので大きな丸太の柱などが使われています。

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それに比べまして、現在一般的に使用されている(ザウスでも多く使用される)在来軸組構法についても、ご紹介いたします。

在来軸組構法は、大まかに分けて土台、柱、梁などで箱形をつくります。このままでは強度が足りないので、柱と柱の間に筋かい(斜めに入れる材)を入れることで、地震や強風にも耐えることができます。また、間取りの自由度が高くなる点が特徴的です。接合部に金物で、軸組の接合部耐力を確保することが重要となります。

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( 【灘区のガレージハウス】の金物と筋かい)

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(【生駒の家】の仮筋かい)

神社仏閣を見に行く機会がありましたら、建物の構造を見てみるのも楽しいかと思われます。

(田村)