建築の旅

建物探訪

お盆を前に家族が帰省したのをいいことに、一人旅に出かけました。

皆さんは丹下健三さんをご存知ですか?

丹下健三さんは建築家です。一番有名な作品は東京都庁ですね。

丹下健三さんは戦後の日本の建築界をリードし続けた人でした。

その作品の中でも評価が高いのが、代々木の国立屋内競技場、広島平和記念資料館、東京カテドラル聖マリア大聖堂、そして今回の旅の目的の一つ、香川県庁舎です。

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1958年に建てられた香川県庁舎は、日本はもちろん世界に衝撃をもたらしました。

モダニズムの中に、日本の伝統ともいえる木組みのイメージを表現したその姿は、今尚、見る者に新鮮さを感じさせてくれます。

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驚かされるのは、その保存性の良さ。

コンクリート打放しの柱、梁がきれいに古びています。

当時の県知事の要望は、「市民に開かれた庁舎、これからの民主主義に相応しい庁舎」だったそうです。

ピロティを持つ低層棟とガラス張りのロビーがある高層棟にその思いが繋がっています。

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他にもみどころはたくさんありますよ。

それはまた次回に・・・。

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