大阪モーターサイクルショーで話しを聞き、ザウスの取り組みや手がけた実例で手応えを感じました。土地探しから始めて、候補地が見つかる度にザウスさんによる適正チェックを受けられたのがとても参考になりました

雑誌 ガレージのある家 vol.33 掲載 photo / Yohei SASAKURA(笹倉洋平)text / Shunsuke OOBUCHI(大渕俊輔)

木とコンクリートの質感が調和した古都のガレージハウス 伏見の ガレージハウス ・京都

所在地/京都市伏見区
敷地面積/122.2m2(約37.0坪)
延床面積/111.8m2(約33.8坪)
ガレージ/56.8m2(約17.2坪)
ビルトイン台数/2台
愛車/スズキ・カタナ、カワサキZRX1200 ほか
他の特徴/眺望を楽しむ家、混構造


ふたつの素材で異なる世界を表現、古都に佇む ガレージハウス 。
家は作り手の個性の共演による産物と言える。だからこそ、頼もしいパートナーとの出会いが、I邸を素晴らしい仕上がりに導いたのは間違いない。その過程をご覧いただこう。

雑誌 ガレージのある家 vol.33 掲載
photo / Yohei SASAKURA(笹倉洋平)text / Shunsuke OOBUCHI(大渕俊輔)

数多の史跡が残る京都の中でも、平安時代より景勝地として親しまれてきた伏見で、Iさんは ガレージハウス 建築を実現した。「京都」と聞いて「ガレージ」との親和性を疑う方がいるのなら、まずは写真をご覧いただきたい。

I邸建築のきっかけは、大阪モーターサイクルショーでの『ザウス』との出会いだった。会場でブースを見かけたIさん、雑誌やネットでその存在は知っていたが、ご自身が思い浮かべていたガレージハウスを実現できる可能性があるのかを確かめようと思い、訪問したのだという。

その際、案内をしたのはプロデューサーのさん。その後自邸のプロデュースを任せることになるとは、Iさん自身も想像していなかったようで、やはり縁は大切なのだと感じてしまう。

 ガレージハウス ガレージ内の画像
ドア、階段、壁面の一部に黒を配色することで、単調な印象になりすぎないよう配慮されている。

当日は同社の取り組みや、手がけた実例を確認するにとどまったが、確かな手応えを感じて帰宅したIさんは、ほどなくして『ザウス』大阪店を訪れ、実現に向けての本格的な打ち合わせに入る。それまで実家で暮らしていたこともあり、土地探しから始めることになったが、候補地が見つかる度に、さんによる適正チェックを受けられたのがとても参考になったという。

最終的に見つかった土地は、当初の条件だった通勤圏内、なおかつガレージ建築にも問題がないことが確認され、めでたく第1のハードルをクリアすることができた。

先ほど”出会いの縁”について記したが、この家の設計を担当した建築家、田中一郎さんとの出会いにも”縁”を感じることができる。建築家について事前に決めていたわけではなかったIさんだが、土地探しの段階でさんの計らいによりイメージスケッチを描いてもらったことがあり、そのデザインをとても気に入っていた。そのスケッチ画を手がけたのが田中さんだったのだ。数多くの建築家が登録している『ザウス』だが、こういった巡り合わせが、思い通りの家づくりを進めるうえでは意外と効いてくるものだ。

陽が落ちる頃、I邸はライティングによって異なる質感をより強調させる。ショールームのような雰囲気のガレージは、愛車の価値を一段と高めてくれる。
バイクを奥側に置くことで、クルマ2台を停められるスペースが確保できる。湿気が問題となりがちなRC造にとって、換気扇は欠かせないアイテム。
ガレージ最深部はややくぼんだ形状となっており、カウンターテーブルが造作されて書斎のような雰囲気に。今後、ここをよりくつろげるスぺースにしていきたいと話してくれた。
I邸にとっての階段は、異なるふたつの世界をつなぐ大切なアイコンだ。

Iさんが求めた条件は、「クルマ2台を横に並べることができ、コンクリート打ち放しのクールなガレージを持つ家」という実にシンプルなもの。

「何より田中さんのデザインが気に入っていましたので、うまくまとめてくれると確信していました」、そう語るIさんのイメージ通り、田中さんの提案は当初からIさんの思い描く以上の仕上がりだったという。

一言でまとめると、「1階部分をすべてガレージとし、その上に京都の街並みに合うよう配慮した木造の居住スペースを乗せる」といったところだろうか。特に焼杉を使った外壁は、昔ながらの家が数多く残る京都にあっても違和感なくマッチし、現代的な印象が強くなりがちなコンクリートとのバランスをとっている。

キッチンからも山並みを望むことができる開放感あふれるリビング。
ガレージへと続く階段は、壁ではなくガラスで仕切ることにより、空間としての一体感を重視している。奥の窓からデッキへと出られる。
屋内空間も木部をあらわしとし、色調も焼杉板に合わせている。家の正面からは見えないのだが、奥側は屋根に傾斜がつけられている。
主寝室は外観からクローズドな印象が強いI邸だが、陽の光を上部から効果的に入れることで、視線を気にすることなく、”開かれた”空間を作り出している。

また、2 階の居住スペースは広々としたリビングをメインに極力間仕切りを設けず、ひと続きの空間のように仕立てられていることも、特徴と言えるだろう。
数多くの工程を重ねて進行する家づくりは、幾人ものプロが力を結集させて、初めてうまくいく。そういった意味では、そのプロをつなぐ役割を果たした『ザウス』との出会いは、Iさんにとって単なるきっかけ以上の出来事だったわけだ。

昔ながらの日本家屋と豊かな自然に囲まれたI邸。現代の技術を用いて建てられたガレージハウスながら、周囲の街並みにもうまく溶け込んでいる。

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