

崖地の高低差を活かした、眺望とアトリエのあるガレージハウス
大阪平野の景色を一望する、生駒山の麓。棚田状の崖地という傾斜地の特性をポジティブに捉え、敷地内にある母屋の隣に建てられたガレージハウス。設計は京都を拠点に活動する建築家・横井雄大氏が手がけた。
アプローチ側からの高低差を活かし、2階に玄関を配置。メインの生活拠点となる2階には、約14帖のLDK、水回り、個室が集約されており、平屋のようにワンフロアで日々の生活が完結する合理的な間取りとなっている。
1階は愛車を守るガレージと、地域に開かれたアトリエ。ガレージ(約29㎡)は大型車1台をゆとりをもって格納できるスペースに加え、大容量の収納を確保。アトリエ(約8帖):のほうは、書道のための静寂な空間。軒下のポーチ(約3帖)は縁側のように機能し、アトリエの来訪者や近隣住民と気軽に言葉を交わせる緩やかな交流の場となる。
2階は、景色と木の温もりに包まれる居住空間。2階の大きな開口部からは、眼下に広がる大阪平野のダイナミックな眺望が広がる。室内には国産の針葉樹を贅沢に使用。木の香りが漂う落ち着いた意匠とともに、年月を経て深みを増す経年変化の味わいを楽しめる空間に仕上げた。
室内には愛猫のための専用出入り口やキャットウォークを各所に配置。人と猫のどちらにとってもストレスのない快適な居場所をつくっている。
母屋とのつながりを意識しつつ、「終の棲家」として穏やかに、そして快適に時を重ねることができるガレージハウスとなった。
ガレージハウス 建築概要
| 構造・規模 | 木造・地上2階建て |
| 敷地面積 | 160.3m² (約48.5坪) |
| 建築面積 | 53.9m² (約16.3坪) |
| 延床面積 | 101.4m² (約30.7坪) |
| ガレージ面積 | 28.7m² (約8.7坪) |
| 設計 | 横井雄大 |
| 施工 | イエネコ工務店 |
| 撮影 | 大竹 央祐 |















