Produce 住宅プロデュース

乗松得博(ノリマツ トクヒロ)

乗松得博(ノリマツ トクヒロ)

Profile プロフィール

事務所名 / 乗松得博 設計事務所
出身地 /1978年7月31日愛媛県生まれ

Show case 手掛けた作品

Concept 作品のコンセプト

ある画家のアトリエ

一人の画家が、キャンバスの向こうに、そして自分に向き合い、一つの絵画を生み出し、鑑賞する場所。
そこは、静けさや、緊張感を纏った場所。
そこに、劇的な何かは必要ない。ここでしか生み出されない、特別な光や気配が存在する。このアトリエは、そんな場所であるべきだと思った。

  和泉山脈を源として大阪湾へと流れる河川を見下ろす場所にある。
画家のアトリエ併用住居である。
元々この地にあった木立の中に建ったかのような、そんな佇まいになればいい。

  木立の中、緩やかに登りながら蛇行する小径を、陽の光を浴び成長する緑に目を奪われては、立ち止まり、また進んで行くと、深い軒の先、格子戸越しに、画家の作品が飾られた壁が見えてくる。そこは、柔らかい色調の大谷石が敷き詰められ、地窓の先には竪格子の塀で囲われた庭へと視線が抜ける。

畳の間。そこで人は、腰を下ろす。先ほど歩きながら目にした緑を、ここでは、開口を抑えた室内から目にする。高木は幹のみしか見えない。芽吹く新芽、色付く葉、揺れる枝葉、見えない先を想像する。川の音に気付く。雨風で掻き消される程の音だが、雨の降った翌日の朝、そのことに気付かされる。

上流からの湿った風と朝の清々しい光を取り入れる開口、軒と格子が直射光を遮る東西のハイサイドライト、障子を立てこんだ南の吐き出し窓、それぞれの開口が、性質の異なる柔らかい光を制作の場に注ぐ。ここは、常に変わらない環境を与える場所ではない。壁で隔てた外の様子を感じ、筆を置く、そしてまた塗り重ねる。

  確かに変化する日常の中に何かを捉え、表現する画家は、その変わるけれども変わらない、雲の動き、水音、緑の濃淡、一日の陽の移ろいを感じながら、またキャンバスに向き合う。

Career 主な経歴

2002年 関西大学工学部建築学科 卒業
2004年 関西大学大学院工学研究科建築学専攻 修了
2004~15年 木原千利設計工房
2016年 乗松得博設計事務所 開設

Hobby 趣味

子供とおもいっきり遊んで笑うことが、明日への活力になっています。

Wish 住まいづくりへの想い

住まいづくりではお互いの信頼関係のもとに、幸せな住まい、暮らしがうまれます。建築家は、建築主の頭の中にうかぶ住宅像を見定め、寸法を与え、形として表現する。そこでの暮らしが、家族の心をゆたかにし、幸せにする。
そこに美しさがある。
それが建築家の仕事だと思います。そうしてうまれる住まいは、そこで暮らす家族の色をしているのです。

デザインに関しては、日本らしい美しい建築を創りたいと思っています。伝統的なもの、歴史的なものに習い、いかに新鮮に現代の生活スタイルに取り込み、融合させられるかを考えています。

Episode ザウスに登録したきっかけ・理由

ある一家のすまいを創りあげること。
それはそれは、身の引き締まること。
同じ気持ちを持つ、いいチームがつくれると思いました。

Message 家づくりをはじめる方にメッセージ

どんな家にしたいか、どんな暮らしがしたいかなど、イメージされていることを、なんでもたくさんお聞かせ下さい。それを形にするのが私たちの仕事です。

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