小河原 一郎(オガハラ イチロウ)

事務所名 / 小河原建築設計事務所
プランは、それぞれの個室で寝るとき以外は、家族が集まる茶の間と台所を中心に考えた。台所仕事をしながら家族の会話に参加したいという、お母様のため茶の間と台所は一体として使えるようにし、掃除が楽で、汚れを気にせずに使え、堀こたつにいる家族との視線の高さを近づけるよう、台所は土間にして、レベル差をつけた。1階面積の約半分を占める土間には、床暖房を施し、何のてらいもなく実用的で快適だと好評です。
1978年 | 近畿大学理工学部建築学科卒業 無有建築工房勤務 |
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1984年 | 小河原建築設計事務所開設 |
1987年~ | 中央実務専門学校非常勤講師 |
1991年~ | 大阪ガスインテリアデザインスクール講師 |
1998年~ | 近畿大学非常勤講師 |
1997年 | 第20回INAXデザインコンテスト銀賞 (中津原の民家) |
2000年 | 第3回木材活用コンクール住宅部門賞 (甲東園の家) |
スキー・ディンギー・ゴルフも少々しますが、下手です。最近は、手軽にトレッキングを楽しんでいます。音楽は、ジャズを好み、お酒もいけるほうです。
住まいは、建築主自身が最も満足できる空間であるべきです。住まいへの満足を突き詰めてかんがえたとき、 1、自然環境との関係 2、素材の選択。 3、合理的なプラン。 4、洗練されたデザイン。が重要なポイントだと思います。私は、これらの項目が、同時にバランスよく実現できたとき、その空間の質が飛躍的に向上し、住まい全体を包み込んでくれると考えています。