2016年04月08日

建物探訪 in 東北①

私の地元は大阪府岸和田市なのですが、各停電車に乗っても関西空港に30分ほどで行くことができます。

ですので東京に出張で行くときも飛行機を使います。

まあこれまでは近いからと言って頻繁に飛行機を使う訳ではなかったのですが、最近はLCC、特にピーチのおかげでお手軽に飛行機に乗られるようになりました。

今回はピーチで東北へ1泊2日の一人旅です。

もちろん目的は建物探訪。

仙台空港からレンタカーでおよそ600キロを2日間かけて巡りました。その中から新旧問わずアップしていきます。

①古川市民会館 (=現大崎市民会館)  設計:武基雄IMG_4000.JPG

自立する四つの三角形の壁が中央のホール部分の屋根を吊っています。

正面からは2つの三角壁しか見えませんが、別アングルで見るとわかります。

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武基雄さんは世間に広く知られていませんが、早稲田大学で教鞭をとり、多くの建築家を送り出しています。

古川市民会館はその独創的な形状もさることながら、耐久性という意味でも優れています。

館の係りの方によると、2011年の震災を含め、マグニチュード7を超える大地震に三度あっていますが、ほとんど損傷はなかったそうです。

2011年の震災後、耐震の調査をおこなったところ、現在の建築基準に合わせても耐震補強は不要という判断だったとのこと。

耐震基準は大地震があると見直されることが多いため、古い体育館や小学校で耐震補強の工事がいたるところで行われています。

建物の内部もあまり手が入れられておらず、当時の雰囲気が残っています。

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古いのですが、とても雰囲気のある空間。

一通り案内してもらいと思っていると、係りの方が『屋根の上に行ってみます?』と。

『いきます、いきます!』と二つ返事したのは良いのですが、そこに行くためには階段などはありません・・・。

ひたすらタラップで一段ずつ上がっていきます

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ビルの5階分はあるでしょうか。現場のはしごよりも安定しているので意外と昇りやすかったのですが、ちょっとびびりました。

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屋根はシート防水をしています。もともとのアスファルト防水からやりかえたそう。

おそるおそる端に行ってみると・・・

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強風のためここで精一杯。

近くに見える線路を東北新幹線が駆け抜けていきました。

突然の連絡にもかかわらず、丁寧な対応をして頂いたスタッフの皆様に感謝です!