
白砂の中にガラスでつくられた屋根のみが地上に現れるようデザインされています。そして屋根と中庭から地下空間に光を採り入れることができるようになっています。四季折々の自然の移ろいを感じ取ることができる住空間として設計されました。


2階部分にある会議室の大きな開口とエントランスホールのガラス以外は金属パネルで覆うことで、精密金属部品を扱う企業のイメージを表現し、事務所としての機能の充実を図ることはもちろん、コストバランスを追求しデザインされました。建物の前にある竹の植栽は、テラスの外部照明と内部からの光によって建物が浮かび上がるようなイメージとなるよう配置されています。



山口隆先生は、日本の都市の現状は欧米の都市に比べて醜い姿を示していると嘆いていらっしゃいます。そして、その原因は、素晴らしい経済発展を遂げたにもかかわらず、住宅に関しては未だレベルが低く、5年も経てば資産価値がなくなってしまうような建物が建てつづけられているからであると。このような状況に対して疑問を感じ、日本の建築のレベルを少しでも上げていきたいと思ったことがきっかけとなり、私たちザウスとともに住まいづくりを行うことを選ばれました。 盛りだくさんの要望を整理して、大事なものとそうでないもの整理することできれば、素晴らしい家づくりが可能になるとおっしゃる山口先生とともに、日本の伝統的な建築空間に見られる、繊細さや柔軟性が表現された現代建築を実現してみてはいかがでしょうか。
経歴
| 1983年 | 京都大学工学部建築学科卒業 |
|---|---|
| 1984年 | 安藤忠雄建築研究所 |
| 1996年 | 山口隆建築研究所設立(現在に至る) エイントホーフェン工科大学(蘭)、マサチューセッツ工科大学(米)、ハーバード大学(米)、清華大学(中)、エコール・スペシャル・ド・アーキテクチュール(仏)、カトリック大学(ペルー)、などで教鞭をとる。 現在、早稲田大学文化遺産アーカイブ研究所上席研究員、大阪芸術大学客員教授 |
賞歴
| 1992年 | ベルリンシュプレーボーゲン都市開発国際コンペ入賞(独) |
|---|---|
| 1999年 | 第18回SDレヴュー入選 朝倉賞受賞(日) |
| 2002年 | ベネディクタス国際建築賞・大賞受賞(米) |
| 2004年 | リキッド・ストーン展入選(米) 北京国際建築ビエンナーレ入選(中) |
| 2005年 | AD 5 ans Exposition入選(仏) 日本建築家協会優秀建築選入選(日) グッドデザイン賞 受賞(日) パドバ国際建築ビエンナーレ、バーバラカポキン賞 (伊) |
| 2006年 | ザルツブルグ Rainberg歴史地区 集合住宅+文化施設 国際招待コンペ入賞(墺) |

山口隆建築研究所
1953年2月20日生まれ
京都府出身
