二世帯が仲良く暮らすための“適度な距離感”を持った住まい
ヨーロッパの建物を彷彿とさせる白い壁とレンガの外観が美しいお住まいのY邸。3連に並んだ窓がかわいらしく、ひときわ目を引いています。
実は、このお住まいはれっきとした「二世帯住宅」。建て主のY様が、ご両親との同居を機に、ご実家を「二世帯住宅」に建て替えられたのです。1階は、Y様のお父様が営まれるカイロクリニックと親世帯に、2階が小世帯となっています。
それぞれ別のエントランスを持つ「分離型」の二世帯住宅で、独立感のあるスタイル。二世帯が仲良く暮らすために、“適度な距離感”を保った、快適なお住まいです。
設計を担当したのは建築家・滝本学氏。「1950?60年代のインテリアモチーフと東欧エリアの建築をベースにしました」と当時を振り返ります。
また、「年代とともに味わいの出るエクステリアと、カフェ空間のようなインテリアのコンビネーション」という設計コンセプトも、さまざまな形で外観・内観に表現され、優雅な雰囲気を演出しています。
「昔からいろいろなホテルに泊まることが好きで、リゾートホテルのような家にしたくて。リビングや寝室にすごく満足しているからか、どこのホテルに泊まっても、うちよりいいところはないと思いますね」とY様。
ご一家の快適な二世帯ライフを実現した、こだわりのお住まいとなりました。
神奈川県・藤沢市の二世帯住宅・Y邸。ご近所の方から「ホワイトハウス」と称賛され親しまれている。
2階主寝室から3つの連窓をみる。シックな色に塗装された壁が落ち着いた印象を与える。
2階子世帯のLDK。キッチンは、壁に斜めに貼られたタイルがアクセントとなった。
建て主のY様に、建築家との住まいづくりについてお話をうかがいました。
―――ザウスをお知りになったきっかけは住宅情報誌とお聞きしましたが、それが家づくりの始まりでしょうか?
Y様 それまでに、住宅展示場に行ったり、輸入住宅を建てた知り合いに業者を紹介してもらったりしました。実は、ある輸入住宅の会社と仮契約の段階までいったのです。
―――それが、なぜザウスとの住まいづくりになったのでしょう?
Y様 話し合いの中で、ハウスメーカーでは満足できないような要求がだんだんと湧いてきてしまったんです。ハウスメーカーの展示場は確かに素敵ですが、必ずしも理想の住宅に当てはまるかというと、そうでもなくて…。でき上がった図面を見ると、展示場との落差が大きいことに気付いたんです。それに、ハウスメーカーでは、決まった枠を超えると「それは追加料金です」と言われて。それが嫌になったというのもありますね。やっと仮契約までいったのにも関わらず、白紙にするのは、ものすごくエネルギーがいりました。ただ、その間に住まいづくりに対する目が肥えたので、いい勉強になりましたね。
―――住まいづくりには、どのようなこだわりをお持ちでしたか?
Y様 いろいろとわがままを聞いてもらいました(笑)。あるガラス作家の作品を使いたくて、そのためにわざわざ建具をオリジナルで作ってもらったり。それこそ、水栓金具一つにもこだわりましたね。僕は飛行機が大好きで、洗面所の水栓金具は「プロペラをモチーフにしたデザインのものを使いたい」とリクエストしました。キッチンの水栓金具も、実際の飛行機の中で使われているものなんですよ。
それから、ご主人は2階に上がり、手に持ってきたのは…なんと、1冊のスクラップブックでした。
Y様 この家は、すべてにこだわっていると言えますね(笑)こうしてスクラップブックを作って、イメージ作りをしました。このスクラップブックを滝本さんに見せて、「例えば、この切抜きのイメージに近いもので…」と自分たちの好みを伝えたりしましたね。
Y様こだわりのご要望がカタチとなった、おしゃれなサニタリースペース。
蛇口のハンドルが飛行機のプロペラ状になったユニークな洗面。
トイレの壁面に色とりどりのトイレットペーパーが。
”見せる”収納が施されている。
――― ザウスとの住まいづくりについては、いかがでしたか?
Y様 普通の人が建築事務所の門を叩くことは、なかなかできないと思います。雑誌でその建築家の作品を見てお願いしようと思っても、実際に会って自分たちが思っていたような人でなかったら…断るのは勇気がいります。その点、プロデュース会社だったらその役目を代行してくれる訳ですから。それに、ザウスには設計コンペをしてくれるプランもあって、いいと思いましたね。もし、次に家を建てるとしても、住宅プロデュース会社にお願いすると思います。
―――これから住まいづくりをされる方にアドバイスはございますか?
Y様 家づくりをしていく過程であれこれ悩んだり、他のデザインに目移りしてしまうときでも、建築家や、プロデューサーの方が的確なアドバイスをしてくれて、しっかりした方向に導いてくれます。だから、自分の好みは妥協せずに、できるだけ追求したほうがいいですね。

滝本 学
有限会社 滝デザイン研究
ご主人は北欧モダンやアメリカンなもの、奥様は英国調がお好みなので、内外装にもテイストを取り入れました。また、お父様がカイロプラクティック医なので、1階をクリニック及び親世帯としました。

近藤 君代
ザウス東京店
Y様に「家にいるときが、一番居心地がいい」とおっしゃっていただきました。また、お引渡し後もザウスのイベントにご参加いただいています。
