2017年08月18日

大工さんって

東京は雨が続いているようですが、大阪は大した雨もなく蒸し暑い日が続いています。

そんな中、『大阪狭山のセカンドガレージハウス』は大工工事の真っ只中。

天井の形状が複雑なため、作業は思ったようにははかどりません。

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ここはまだやりやすい場所です。

大工さんが採寸しながら石膏ボードに墨出しをして形を整えていきます。

大工さんも心の中で、『なんで天井まっすぐちゃうねん』と思っていることでしょう(笑)。

とはいえ、こころなしか作業中の顔は楽しそうでもあります。やっぱりものをつくるのが好きなのでしょうね。

ザウスではこれまでもいろんな天井の形ができています。

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コンサートホールのような天井。

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アールの天井にフローリング貼り。

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アール天井にシナベニヤ貼り

形状と仕上げ材によってもイメージは大きく異なります。

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勾配天井に木製ルーバー貼り。

もちろんフラットな天井に塗装やクロスなどが一番多いのですが、天井にこだわってみるのも面白いですよ。

2017年08月10日

小豆島・豊島の旅③

今日も暑いです・・・

現場の扇風機が壊れ、急遽、現場監督さんがホームセンターに現場用扇風機を買いに走りました(笑)。

さて小豆島のつづきです。

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中山英之建築設計事務所の『石の島の石』

公共トイレです。これも芸術祭の作品の一つ。

こういった建築とアートが混在しているのも芸術祭の魅力です。

もう一つ。

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タトアーキテクツの『大きな曲面のある小屋』。

こちらも公共トイレ。

ちょっと入ってみたくなるトイレです。

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トイレという性質上、なかなか写真を撮るのは難しい・・・。

これが限界です。

こういう作品を巡りつつ、小豆島らしい場所にも行ってきました。

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樹齢千年を超えるオリーブの木。

小豆島最古のオリーブは100年とちょっとの樹齢なのですが、こちらは数年前にスペインのアンダルシア地方から移植したそうです。

プラントハンターとして有名な西畠清順氏の協力のもと、いったん葉を全部落としてからこの地へ植え、時間をかけて現在の状態になりました。

生命力あふれるこのオリーブもぜひ見て頂きたいです。海を見下ろす絶好のロケーションとあいまって元気が出ますよ。

2017年08月07日

小豆島・豊島の旅②

前回の続きです。



旅の2日目は小豆島からフェリーで豊島にわたります。

小豆島へは神戸港からフェリーで行きましたので、フェリーの乗り継ぎですね。

豊島での目的は『豊島美術館』。建築家の西沢立衛とアーティストの内藤礼による美術館。

広さ40m×60m、最高高さ4.5mの無柱空間はコンクリートシェル構造で建てられました。

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右側の白い丘のようなのが美術館。左側はミュージアムショップ兼カフェ。

美術館内部は一切の写真撮影が禁止です・・・。

内部はとても静か。反響音がしやすいため人の歩く音や衣擦れさえも感じます。

夏場なのでまわりの蝉の鳴き声がしますが、その空間ではとても穏やかに過ごせます。

音と天井の2ヶ所の開口部から差し込む光と、床に仕掛けられた水滴の誕生全てが感覚を刺激します。

ここでしか体験できないものです。

カフェの写真はOKだったので、こちらをどうぞ。

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いかがですか?

欧米、東アジア、東南アジアと様々なところから人々が集まっています。

本当に素晴らしい美術館です。

ロケーションも最高。

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おすすめです!

2017年08月06日

小豆島・豊島の旅

少し早めの夏休みをいただき、小豆島と豊島に行ってきました。

瀬戸内海の島々では、『瀬戸内国際芸術祭』が3年に一度行われます。

一番有名なのが直島ですね。

といいましても今年は開催年ではありません。ゆっくりしたいのであえて開催年を外しました。

家族旅行ですので、アートや建築だけではなく観光もしてきました。今話題のエンジェルロードも行きましたよ。IMG_6904.JPG

干潮前後の数時間だけ道が繋がり、島に渡ることができます。

他にも特産品である素麺の『箸わけ体験』もしつつ、芸術祭開催年でなくても見られるスポットを巡ってきました。

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『潮耳荘』というアート。でかい集音器が建物内に繋がっていて波や風の音を体験できちゃいます。

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『オリーブの夢』という作品。

棚田が並ぶ原風景とともに竹を編んだようなアート。残念ながらこちらは開催年にしか中に行けないそうで・・・。

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『太陽の贈り物』

小豆島といえばオリーブ。オリーブの葉を模した冠ですが、葉の一葉一葉に海への思いが刻まれています。IMG_6808.JPG

夜は地元の居酒屋で美味い魚を頂き、満喫の初日でした。

2017年08月05日

暑いですね

毎日暑い日が続いてますが、最近夜が過ごしやすくなったなとおもいませんか?

もう秋がすぐそこなんですかね~

さて、7月某日とても暑い日、現在奈良県の斑鳩で建築中のバイク3台のガレージハウスの地鎮祭がとり行われました。

とても暑い中、ご参列の皆さまお疲れ様でございました。神社の方にも感謝です。

この日は正午の12時から地鎮祭をするのに適した六曜十二直だったので午後からの地鎮祭でした。

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『六曜』六曜星の略で、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6種類からなり、それぞれ意味を持ちます。

『十二直』は、北斗七星の柄がどの方角を向いているかで吉凶を占う方法です。建・満・平・定・成・開・破・危・閉・執・納・除の12種類に分けられ、一般的に、下記の日柄とされています。建築的には、建・満・平・定・成・開が良い日とされています。

無事に地鎮祭も終わり、これからが本格的に工事の始まりです。

怪我などなく無事に竣工するまで、がんばりましょう。

関係者の皆さま、宜しくお願い致します。

2017年07月27日

上棟式 in 葛城

涼しくなってきましたねー

と早く書いてみたいものです。

猛暑が続きますが、もちろん現場は続きます。

葛城の現場では上棟式を迎えることになりました。

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この日はお施主様のご両親も駆けつけてくださいました。

工務店さんが準備してくれた御幣を飾り、玉串を奉り二礼二拍一礼。工事の無事安全を祈ります。

関係者の皆様、くれぐれもよろしくお願いします!!

2017年07月16日

大阪建設事情

先日、とある現場の素材選びのために、大阪の北浜周辺に行きました。

地下にある北浜駅から地上に出て10分ほど歩くだけで、大手ゼネコンの建設現場が6か所ありました。

工事用の看板を見ると、そのうちの5か所がホテル!!

皆さんもご存知かもしれませんが、いま大阪市内ではホテル建設ラッシュです。

土地の売り情報が出るとホテル業者とマンション業者の争奪戦になります。

で、たいていホテル業者が勝つようです。

施工会社や構造設計事務所の人と話をすると、確かにホテルの仕事が多いですね。

そんな北浜ですが、昔からの建物が多く、歩いていると素敵な建物がそこかしこにあります。

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三井住友銀行大阪中央支店

まさに銀行って感じです。

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辰野金吾設計のビル。

その横には

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日本基督教団浪花教会

他にもレトロなビルや現代建築もあり、行くのが楽しい街。

新しいホテルのデザインはどんな感じでしょうか?見る人を楽しませてくれるようなものだといいのですが。

2017年07月14日

斑鳩のガレージハウス

日々暑さが増しますが、いかがお過ごしですか?

明日から3連休ですね^^ザウスは3連休も通常営業です!相談会も受け付けておりますので是非ご予約下さいませ。

さて、新しく奈良県の斑鳩でバイク3台のガレージハウスの現場が動き始めました!!

少し高台にあり、奥に景色が抜けている角地でのガレージハウス。

土地探しから始まったK様邸です。

先日、古家の解体を終え更地になったところを見てきました。

購入時に古家があるとマイナスなイメージになりますが、やはり解体を終えるとかなり広く感じられまますしその土地の利点がかなりはっきりとわかってきます。また、お施主様は新しい家をイメージしやすくなるようです。

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解体が終わり地盤調査を経て、7月末に地鎮祭です。

これから、暑さが厳しくなりますが、職人さんや大工さんとともにしっかり頑張っていきたいと思います。

2017年07月13日

外壁の検討

本日の予想最高気温が36度とのこと・・・

現場で頑張る職人さん、現場監督さん、ご苦労様です。

さて、先日私は兵庫県の猪名川町にある、『猪名川霊園』に行ってきました。

霊園といいましてもお墓参りに行ったわけではなく、そこに建つ礼拝堂と休憩棟の見学が目的です。

現在、とある建物の計画で計画している外壁の参考になるかもしれないという理由。

つい最近できたばかりの建物ですが、設計はイギリス人のデヴィッド・チッパーフィールド。世界的な巨匠です。

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全体が入らないのでわかりにくいですね。

構造は鉄筋コンクリート。肝心の外壁は『カラーコンクリートの打ち放しのうえサンドブラスト加工』。

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サンドブラストとは砂状の研磨剤を吹き付けて対象物の表面を削る加工方法。

普通の化粧打ち放しとは違う、ざらざらした表情がうまれます。

岩のような、地層のような色味ということもあって、猪名川の山や木々の中でも自己主張することもなく風景に馴染んでいるように思えました。

建築家の細部へのこだわりはもちろんあるのですが、竣工引き渡し後の建物の使い方に至るまでチッパーフィールドからの指示があるとのこと。さすが巨匠です。

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礼拝堂には照明器具もエアコンもありません(照明は裏方にはありますが)。自然の光と風で過ごすことになります。

建築家の絶対的な自信と、建築主の包括的な理解がなければなかなか難しいことです。

ベンチなどの家具は全てカッシーナの特注だそうです。チッパーフィールドがデザインしています。

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とにかく陰影が素晴らしく、厳粛な気持ちになりますね。

床はテラゾーという仕上げ。昔はJR(国鉄)の駅舎の床などによく使われていたのですが、最近は職人さんの不足でなかなかできない仕上げ方です。

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これ以上そぎ落とすことができないほどシンプルでありながらも濃密な空間です。

案内頂いた方もとても丁寧にご説明頂き、思わず魅入ってしまいました。

素晴らしい建物でした!

2017年07月07日

祝上棟

先日基礎の型枠脱型した『大阪狭山のセカンドガレージハウス』。

無事上棟を終えました。

上棟式は改めて行うのですが、そのまえに少しご紹介。

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外観です。外観だけではわかりませんが、少々複雑な構造です。

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なんとなくおわかり頂けるでしょうか?

このややこしさ・・・

とても面白い空間になると思うのですが、その分大工さんの苦労がうかがい知れます。

現場で大工さんに声かけると、『面白いけど、、難しいなぁ!』と返事が(笑)

それから30分ほど、斜めにかける梁を刻む角度をただただ検討しておられました。

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梁がいろんな角度からつくため、六角形の束が建てられています。

初めて見ました!

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他にも大開口を支えるための鉄骨H鋼など、構造的にも見どころが多くあります。

職人さんが頭を悩ませた現場ほど、良い空間になることが多いため、期待が持てます(笑)。

間近に迫った上棟式が楽しみです。

番匠